SBI証券のメリット・デメリットは?特徴を徹底解説!

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株主優待
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この記事は次のような方に向けて書きました。

・SBI証券のメリットが知りたい
・SBI証券のデメリットが知りたい
・どんな人にSBI証券がおすすめか知りたい

口座開設を検討している人は、ぜひ最後までお読みください。

この記事を書いた人
けんと

・30代会社員
・中小企業で経理、総務担当
・株主優待に関するテーマをメインに発信中
・FP2級 日商簿記2級 建設業経理士2級を保有

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SBI証券の会社概要

資本金483億2,313万円
所在地〒106-6019 東京都港区六本木1-6-1
沿革1998年:大沢証券㈱として証券業に登録
1999年:イー・トレード証券㈱に商号変更
2007年:SBI証券と合併
2008年:㈱SBI証券に商号変更し、SBIホールディングスの完全子会社化
2023年:証券総合口座1,100万口座達成
SBI証券公式ホームページより

2023年9月には、国内で初めて証券総合口座が1,100万口座を突破しました。

また、2023年10月から国内株式の売買手数料が無料(電子交付の条件あり)になっています。

こうした取り組みも口座数が増えている要因と言えるでしょう。

SBI証券のメリット

SBI証券のメリットは次の通りです。

【1】手数料が安い
【2】IPO株や外国株の取り扱いが豊富
【3】様々なポイントが貯まる
【4】クレジットカード積立が可能
【5】対面で相談可能なコースがある

【1】手数料が安い

SBI証券では、2023年10月より国内株式取引の手数料が無料になりました。

手数料を無料にした証券会社はSBI証券が初めてです。

国内株式取引の手数料を無料にするためには、次の2つの条件を満たす必要があります。

①インターネットコースを利用している
②取引報告書等の書類を電子交付にしている

簡単なので条件を満たして国内株式は無料で取引しましょう。

【2】IPO株や外国株の取り扱いが豊富

SBI証券はIPO株や外国株の取り扱い数が豊富で、どちらもネット証券業界で首位をとっています。

IPO株の取り扱いについては、86社と証券業界の中で1位です。

また、外国株は米国株以外にも中国、韓国、マレーシア等9カ国を取り扱っています。

これだけの外国株を扱っている証券会社はSBI証券だけです。

米国株に関しては取扱銘柄が5,000銘柄以上あり、手数料は最低0ドル~最大22ドルと業界最低水準です。

【3】様々なポイントが貯まる

SBI証券で貯まるポイントは次の通りです。

・Tポイント
・Vポイント
・Pontaポイント
・dポイント
・JALのマイル

これらの中から好きなポイントを1つ貯めることができます。

ポイントの設定は、次のように行ってください。

  1. ホーム画面より「メインポイントを選ぶ」をクリックする
  2. SBI証券ポイントサービスで「申し込む」ボタンをクリックする
  3. 「各種規約等を確認する」からサービス規約の内容を確認する
  4. SBI証券で利用するメインのポイントを登録する

ポイントは投資信託の保有、金・銀・プラチナの購入、友達の紹介等で貯まります。

一部のポイントは国内株式や投資信託の購入に使うことも可能です。

【4】クレジットカード積立が可能

SBI証券では、投資信託を積立で購入する際にクレジットカードを利用できます。

毎月、最低100円から最大5万円まで設定が可能です。

登録できるカードは、三井住友カードが発行するクレジットカードになります。

利用額に応じてVポイントが貯まり、ポイント還元率は0.5~5.0%とクレジットカードの種類によって還元率が異なります。

カードによっては、最大5.0%のポイントを貯めることができるので、三井住友カードを保有している方はクレジットカード積立がお得です。

【5】対面で相談可能なコースがある

通常のインターネットコースや電話で相談、注文できるダイレクトコース以外にも、電話や店舗で相談できるコースが3つあります

  • IFAコース
  • IFAコース(プランA)
  • 対面コース

ただし、相談できるサービスなので手数料はインターネットコースよりも高く設定されています。

・IFAコース

IFAコースは、SBI証券に登録している金融商品仲介業者で投資相談ができるコースです。

【金融商品仲介業者とは】
SBI証券の委託を受け、有価証券の売買等の仲介や募集、売り出しを行う法人や個人のこと
SBI証券とお客様の間に入り、口座開設のサポートやSBI証券で取り扱っている商品の説明を行う

投資の相談をしながら株式取引を行うことができます。

このIFAコースでは専属の営業担当はおらず、勧誘を受けることもありません。

専属の担当者は必要ないけど、相談はしたいという人向けのコースです。

・IFAコース(プランA)

IFAコースと異なる点は仲介業者の担当者がつき、お客様へ商品の勧誘を行います。

投資情報に詳しい金融仲介業者が、それぞれのお客様に合った提案をしてくれるコースです。

専属の担当者に相談しながら投資をしたい人向けのコースです。

・対面コース

対面コースはIFAコース(プランA)と同じく担当者がつき、お客様に商品の勧誘を行います。

サービス内容はIFAコース(プランA)とほぼ同じです。

商品の提案や勧誘は、SBI証券と同じグループ会社のSBIマネープラザが担当します。

SBI証券のデメリット

SBI証券のデメリットは次の通りです。

【1】メンテナンスの回数が多い
【2】デモ取引ができない
【3】取引ごとにスマホアプリが異なる

【1】メンテナンスの回数が多い

SBI証券では定期的にメンテナンスが実施され、その際はサイトにログイン出来なくなります。

メンテナンス実施日は土日が多く、主に夜から翌朝にかけて行われます。

平日に働く多くの会社員にとって土日は銘柄選びや分析等に集中できる時間なので、メンテナンスは少ないほうがありがたいですね。

メンテナンス情報は前もってサイト上でアナウンスされるので、その情報を早めに確認して対策することが可能です。

【2】デモ取引ができない

デモ取引は実際にお金を使わずに練習ができるのでおすすめですが、残念ながらSBI証券では出来ません。

しかし、SBI証券は1株から少額で投資可能なS株があります。

一般的な株の売買単位は100株からですが、1株からであればまとまったお金が無くても株を購入できます。

株式投資が始めての人は、まずはS株投資からスタートすることをおすすめします。

【3】取引ごとにスマホアプリが異なる

SBI証券は、取引ごと(国内株、投資信託、外国株等)にスマホアプリが用意されています。

1つのアプリで各取引を管理することができず、それぞれに対応したアプリをダウンロードする必要があります。 

資産状況の確認だけであれば、SBI証券のスマホサイトからチェックすることができます。 

また、パソコンであればSBI証券のサイトで全ての取引や資産の管理をすることが可能です。

スマホでパソコン用の画面を表示させることも可能ですが、画面が小さく見づらいのが難点です。

それぞれのアプリのダウンロードが面倒な方は、パソコンで取引をすると良いでしょう。

SBI証券はこんな人におすすめ

ここまで説明してきた内容を踏まえると、SBI証券は次のような人におすすめです。

・投資初心者の人
・大手証券会社で始めたい
・国内株式の取引数が多い人
・アメリカ以外の外国株に投資したい人
・多くのIPO(新規公開株)に投資したい
・様々なポイントを貯めたり、利用したい人
 

これらにいくつか当てはまる人はSBI証券での口座開設を検討してみてはいかがでしょう。

SBI証券で口座開設する流れ

口座を開設する大まかな手順は次の通りです。

  1. ホームページから口座開設を申し込む
  2. 本人確認書類・マイナンバーを提出する
  3. 口座開設完了通知が届く

1.ホームページから口座開設を申し込む

まずは次のような流れで口座開設の申し込みをします。

【1】ホームページから口座開設を申し込む
【2】メールアドレスを入力して認証コードを入手する
【3】認証コードを入力する
【4】必要事項を入力、選択する
【5】口座開設方法をネットor郵送から選択して申し込む
 ※ネットで開設すると早く取引が開始できます。

ネットだと最短1日、郵送だと10日程かかります。

2.本人確認書類・マイナンバーを提出

次に本人確認書類(運転免許証や健康保険証等)とマイナンバーカード(もしくは通知カード)を提出します。

ネットで開設の場合、スマホがあればその場で撮影して提出が可能です。

スマホを使わないで提出する場合は、本人確認書類が複数必要になるケースがあるのでご注意ください。

【本人確認書類に当てはまるもの】
・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード(顔写真あり)
・パスポート
・住民票の写し
・年金手帳
・健康保険証
・在留カードや特別永住者証明書
・印鑑証明書

3.口座開設完了通知が届く

ご自身で選択した方法により、メールもしくは郵送で口座開設完了通知が届きます。

SBI証券にログインを行い、初期設定(5分程度)を行いましょう。

連絡先や職業、勤務先、投資の目的等を入力していきます。

初期設定が完了するとSBI証券の様々なサービスが利用できるようになります。

後は証券口座に入金をすれば投資をスタートできます。

初心者の方がSBI証券を利用する際の注意点

これから株式投資を始める方は、次のことに注意してください。

・最初から大きな金額で株式投資を行わない
・株取引について基礎知識を身につける
・SBI証券のサービス内容を理解する

・クレジットカード積立は必ず金額を把握する

・最初から大きな金額で株式投資を行わない

初めて株式投資をする人は、初めから大きな金額で投資するのはおすすめできません。

もし失敗してしまった場合、生活に支障が出てしまうからです。

もちろん大きな金額を投資すれば、利益が大きくなる可能性がありますが逆もあるのです。

投資はあくまで余裕資金で行うことが重要です。

貯金があまりない場合はまずお金を十分に貯めましょう。

最初はリスクを減らすためにも少額から投資を始め、慣れてきたら少しずつ投資額を増やしていけばいいのです。

・株取引について基礎知識を身につける

株の取引をするには、ある程度の知識が必要です。

勉強しないまま株の取引をするのは無謀ですので絶対にやめてください。

チャートの見方や株式用語の意味等、基礎知識は勉強しておきましょう。

学校のテストでも勉強しなければ良い点数が取れないですよね。

株式投資も同じです。

初心者向けの本やYoutube等のコンテンツで、勉強をしながら実際に株式投資をするのがおすすめです。

・SBI証券のサービス内容を理解する

SBI証券では株式投資以外に様々なサービスが利用できます。

例えば、FX、先物オプション、CFD、金・銀・プラチナ等です。

これらのサービスを利用する場合は、内容を理解してから始めましょう。

内容も理解しないまま投資するのは、失敗するリスクが大きすぎます。

投資はあくまで自己責任ですので、自分でサービスを理解し、リスクを踏まえた上で納得始めることをおすすめします。

・クレジットカード積立は金額を把握する

最初にも触れましたが、SBI証券はクレジットカード積立に対応しており、投資信託の積立投資ができます。

クレジットカードはポイントが貯まるので、普段の生活で利用している方は多いでしょう。

ただし、クレジットカードを利用する場合は月々の引き落とし額を把握しておくことが大事です。

利用しすぎると、口座残高が足らなくなって引き落とし出来ないことがあります。

クレジットカードの引き落としが出来ないと信用に傷がつくため、融資が受けられないといった弊害が発生します。

ポイント目的でクレジットカードを利用するのはお得ですが、同時に利用金額を把握しておくことを心がけてください。

まとめ

今回の記事では、SBI証券のメリット・デメリット、特徴等について解説しました。

特にこれから投資を始める初心者の方にとって、SBI証券はおすすめです。

口座開設数はSBIグループで1,100万口座を突破しており、サービス内容や商品の取扱銘柄も豊富です。

初めて証券口座の開設を検討している方にとって、SBI証券は有力な候補と言えるでしょう。

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