この記事は次のような方に向けて書きました。
・各企業の株主優待がまとまっている本が知りたい
・株主優待を始める際に役立つ入門書が知りたい
株主優待投資を始めようとお考えの方、優待銘柄選びに役立つ本を探している方向けに書いています
株主優待とは
株主優待とは、企業が株主に対してQUOカードや食料品等、様々な「優待品」を贈呈する制度のことです。
全ての上場企業が実施しているわけでは無く、約1,500社程の企業が導入しています。
金券、食料品、日用品、食事券等、幅広いジャンルの優待品があります。
株主優待投資のおすすめ本5選
それでは早速、株主優待投資でおすすめの本を5つご紹介します。
おすすめ① 一番売れてる月刊マネー誌ZAiと作った桐谷さんの株入門
優待株投資家で有名な桐谷広人さんとダイヤモンドザイ編集部で作られた株入門書です。
2023年9月に発売されました。
図やイラストが多く使われており、株初心者の方にも読みやすい内容になっています。
序章 :株をやるなら新NISA!
第1章:今こそ株を始めよう!
第2章:銘柄の選び方!
第3章:株の買い方!
第4章:株の売り方!
第5章:まだまだある儲ける方法!
第6章:勝てる株の管理術!
おすすめ② 株主優待ハンドブック
毎年7月に発行されており、株主優待を実施している約1,500社が掲載されている本です。
全ての株主優待をこの本1冊でチェックすることができます。
また、権利確定月別にまとまっているので、いつ株主優待の権利を得られるかが確認しやすいです。
①Special対談:山崎怜奈(タレント)VS岡村友哉(株式キャスター)
②日本株相場の行方:各アナリストの日経平均予想
③株主優待ランキング:各ジャンル別ベスト5
④株主優待Q&A:知っているようで知らない内容を分かりやすく解説
⑤株主優待一覧:全銘柄を権利確定月別に掲載
※発刊後に優待の廃止・変更の可能性があるので、各企業のHPで最新情報をご確認ください
数多くの優待銘柄から自分好みの銘柄を選ぶのに便利な1冊です。
おすすめ③ 株主優待完全ガイド
毎年1月に発売されており、2025年版はもらえる優待別にベストランキングを紹介しています。
ジャンル別にランキング形式で紹介しているので、自分が気になる優待が探しやすいです。
各ジャンルのおすすめ優待銘柄だけチェックしたい方にピッタリの本です。
・桐谷さんの優待株グランプリ2025
・識者紹介
・識者9人が選んだ優待銘柄BEST1
・本書の読み方
・第1部 グルメ編
・第2部 レジャー編
・第3部 暮らし編
・個別株スタートマニュアル
・実は優待がもらえる!J-REITの話
おすすめ④ 安くて良い株主優待ベストセレクション
毎年7~8月に発売されており、安くて良い銘柄を部門別にランキングで紹介しています。
おすすめ③で紹介した「株主優待完全ガイド」と同じ出版社から発売されている姉妹本です。
それぞれ発売時期が約半年異なるので、常に最新情報を入手したい方は両方の購入をおすすめします。
・第1部 グルメ編
・第2部 レジャー編
・第3部 暮らし編
・NISAで優待株を買う方法
・株主優待新設&拡充銘柄
おすすめ⑤ 会社四季報
会社四季報は、個別銘柄の詳細な情報を調べたいときに役立つ本です。
企業ごとの特徴や業績、財務内容、筆頭株主、業界の動向等が細かく記載されています。
東洋経済新報社が発行しており、年に4回発売されます。
私は年4回全て購入し、銘柄探しに利用しています。
初心者の方は、年に1冊購入でも良いと思います。
個人的には、先程ご紹介した株主優待本と合わせて購入することをおすすめします。
株主優待本で気になる銘柄を見つけたら、会社四季報でその企業の業績や財務状況を調べましょう。
なぜなら、これらの内容が悪い銘柄に投資するのは非常に危険だからです。
業績や財務状況が安定している銘柄であれば、優待廃止や株価下落のリスクを減らすことができます。
会社四季報は、本の長さが約2,100ページ程あり、結構重いのでネット購入がおすすめです。
まとめ
ここまで株主優待投資に役立つ本をご紹介してきました。
その中でも、特に会社四季報は購入してほしい1冊です。
これほど各企業の情報が細かくまとめられている本は無く、投資判断に必要な材料がたくさん載っているからです。
ネット上で無料で手に入る情報も多くありますが、定期的に発売される情報誌も有効活用することも大事だと思います。
今回ご紹介した本をぜひ1度ご覧になってみてください。
株主優待投資の参考に本記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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